【就活生向け】SIerはホワイトか?新卒で大手SIerに入社した人間が暴露します

こんにちは!とどです。

この記事は「SIerの説明会でホワイトと言われたけれど、本当にSIerってホワイトなの?」「SIerの内定とったけどブラックだったらどうしよう」と悩んでいる人へ向けた記事です。

僕は新卒で大手SIerに入社しました。(2018卒)

僕が入社した会社は、SIerの中では働き方改革にとても力を入れている会社でした。就活生への説明会でも、ホワイト企業であることをかなりアピールしていました。

僕は前職を半年で退職して、今はベンチャー企業でデジタルマーケティングに関するお仕事をしています。そもため、僕が在籍していた半年間の経験と、今でも連絡を取り合っているたくさんの同期の話から、「SIerはホワイトなのか?」についてお話ししていきたいと思います。

 

目次

あなたにとってのホワイト企業とは何ですか?

そもそもホワイト企業の定義って、あいまいですよね。

「残業が少ないとか、仕事が楽だとか、休みが多いとか、そんな感じ?」って方もいるのではないでしょうか。

一方で、他の人にホワイト企業の定義を聞けば、「柔軟な働き方ができる」「やりがいのある仕事が若いうちからできる」と答えるかもしれません。

ホワイト企業という言葉自体があいまいな表現なので、まずはあなたにとってのホワイト企業とは何かをしっかりと固めましょう。企業の採用担当者が使う「ホワイト企業」とあなたが思う「ホワイト企業」に認識のズレがある可能性があります。

 

以前はブラックと言われたSIerも、ホワイトと呼ばれる企業が出てきている

SIerはホワイトなのか?というテーマの前提になる話ですが、以前SEはブラックな職種の代名詞でしたよね。しかし、最近ではホワイトと呼ばれるSIer企業が出てきています。

出展:https://www.nikki.ne.jp/event/20180517/

 

みんしゅうの就活生からのIT人気企業ランキングでも、SIerが結構ランクインしています。この辺りの企業の会社説明会に参加すれば、「弊社は働き方改革に力を入れています」といった内容が必ず出てくるのではないでしょうか。

実際、多くの企業では「ITはブラックだ」というイメージを払拭するために頑張っていると思います。しかし、そう簡単に企業の体質が変わるでしょうか。

僕はホワイト企業であることをアピールしている大手SIerに入社しましたが、実際に働き始めてみると、会社説明会で言われた内容とは大きく異なっていました。平均残業時間は20時間以内といっていたにも関わらず、周りの同期で残業時間が20時間以内だった人は稀でした。

 

SIerは結局学生が想像するようなホワイトではないことが多い

SIerは結局、学生が想像しているようなホワイトではないことが多いです。対外的にホワイト企業だとアピールしている企業でも、入社してみると裏切られてしまう新卒が大勢います。僕が新卒入社したSIerでも、「裏切られた」と言っている同期は新入社員はたくさんいました。

しかし、採用担当者が全くの嘘をついているわけでもないのです。彼らは、数字のトリックを活用しています。

 

客先常駐をしている社員の残業時間はそもそも残業時間に含めていない

SIerでは、多くの社員が客先常駐案件にアサインされ、お客様先で働きます。

しかし、社員の母数が多い客先常駐の案件を、残業時間に含めていないことがあるのです。残業時間が20時間以内、というのは、「社内で働く社員の残業時間だけ見た場合、20時間以内に収まっている」という意味だったりします。

そのため、客先常駐になった多くの社員は、「聞いていた話と違うじゃないか」となってしまうのです。

 

社内SEが残業時間の平均を下げている

自社内で働くSEのことを「社内SE」と呼びます。会社にもよりますが、一般的に社内SEは暇なことが多いようです。僕の同期に聞いてみても、社内SEとして働いている同期は客先常駐になった同期よりも残業時間が短い傾向にあります。

つまり、「社内SEが残業しないことで、全社的な残業時間を下げている」というトリックがあるわけです。

 

SIerが御用聞き商売をしている限り、真の働き方改革は実現しない

持論ですが、SIerが御用聞き商売をしている限り、真の働き方改革など実現しないと思っています。

SIerは、Saas型のクラウドサービスを手がけているわけでも、コンサルティングをしているわけでもありません。

人海戦術で、お客様が欲しいものを1から作り上げる商売です。「既存のパッケージを使ったほうが効率がよい」「こんな機能不要ではないか」、そう思ったとしても、お客様の言う通りに作るのが仕事です。SIerはコンサルではないからです。

御用聞き体質のため、お客様の急な仕様変更にも対応しなければなりません。

こういう商売をしている限り、SIerに真の働き方改革は訪れないと思います。

 

ホワイト企業に行きたい就活生は、SIerに行くべきではない

「とにかくホワイト企業に行きたい!」という就活生は、SIerを選ぶべきではありません。

残業時間20時間くらいでホワイト企業だとアピールしていますが、よく考えてみると、残業時間20時間ってそんなに短いですか?毎日1時間の残業って結構しんどいです。やりたくない仕事をしていればなおさらです。

もっとホワイトな業種、業界はいくらでもあります。とりあえずSIerは避けて通りましょう。

 

それでもホワイトなSIerに行きたい就活生は大手を目指せ

それでも、SIerに行きたい!という就活生は、なるべく大手のSIerを目指しましょう。

SIerはピラミッド構造になっています。大手のSIerが元請けになり、協力企業という名の下請け会社に中抜きをして仕事を投げます。さらに、下請け会社が2次請け、3次請けに仕事を投げていきます。

SIerに就職する場合、いかにピラミッドの上位層に食い込めるかが鍵となります。SI業界の中でも、ピラミッドの上位に位置するSIerの方が、「相対的にみて」ホワイトです。(相対的に、というところがポイントです。)

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